ミュージックジャンキー秘密のプレイリスト

3度の飯より音楽大好き(は言い過ぎた・・・。)お父さんの音楽レビュー。

BURN OUT/J 音楽レビュー其の90

こんにちは、フリーランスライターのだいすけです。

 

昨日から今日にかけて落ち込んだり、喜ばしいことが起きたり、感情の起伏がめちゃくちゃ激しいので、スカッとしたい。

 

そこで超爽快な一曲を紹介します。

 

LUNA SEAのベーシストJ氏のソロデビュー曲BURN OUTです。(97年発表なので私が中学3年生の時かコレ)

 

LUNA SEAのメンバーは一人一人のキャラクターが濃いわけですが、個人的にはINORAN氏が一番好きです。(えっ??)

 

おっとっと、J氏は2番目に好きなメンバーでして、ベースを弾く姿がめちゃくちゃかっこいいです。
ワイルドなルックスで兄貴キャラですかね??ロックミュージシャン然とした魅力に溢れた方だと思います。

 

彼の作り出す音楽は、メンバーの中で最もハードでソリッドかつ、キャッチーなイメージです。

 

LUNASEAの楽曲では、「ROSIER」とか「TONIGHT」のように聞いていて血がたぎるような疾走曲を数多く生み出しています。(個人的にはベースラインが印象的な「mechanical  dance」も大好き)

 

このBURN OUT彼の音楽的趣向がいかんなく発揮されたハードナンバーになっています。

 

BURN OUT

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MVスピード感があってかっけえ。古臭さ感じないし、とても25年前の映像とは思えないですよね。

 

歌はうまくはないんですけど無骨さが味になっていて、パンキッシュ・ラウドなこの曲にはすげえ合ってる。

 

YOUTUBEのコメント欄に「この曲は歌がうまい人は歌っちゃダメ」と書かれていて、ちょっと面白かったんだけど共感。

 

そしてそしてこの曲、なんと2011年にリテイクされてます。

 

BURN OUT(2011年リテイク)

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歌うまくなってる〜。そして若返っている?

でもねでもね。私は97年の荒削りなBURN OUTが好きかも(です。)

Hard To Stay /Submotion Orchestra 音楽レビュー其の91

こんばんは、本日も元気に音楽レビューやっていきたいと思います。

 

UKのソウル・アシッドジャズバンド、Submotion Orchstraをご紹介します。

 

このバンドは2009年頃に結成されたバンドで、当時クラブシーンで人気であったダブステップを取り入れたつつも、そこに終始せず、ソウル、ジャズ、エレクトロニカ、ポストロックなど多様なジャンルをクロスオーバーさせた、深みのある楽曲を数多く発表しています。

 

ダブステップというジャンルは、日本ではメジャーなものではないですが、揺らぎを強調したリズムはかなり中毒性が高いものでした。
現在すでに流行は去った印象ですが、10年前は海外でかなり人気の音楽ジャンルでダウナーでゆったりしたものから、アッパーで攻撃的なものまで幅広い楽曲が存在し、面白いムーブメントであったなあと思います。

 

Submotion Orchestraに関していえば、ダブステップは控えめでソウルやジャズの要素をベースとした、じっくりと聴き込みたいタイプの音楽です。

 

Hard To Stay

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ドロドロとした愛憎を、ダンスで表現していたMVは心に妙に引っかかります。

 

楽曲はベースが強調されたかなりダウナーな仕上がりの一曲で、独特の揺らぎに身を任せると昇天しそうな気持ち良さがあります

 

ギルド/BUMP OF CHICKEN 音楽レビュー其の89

 
昨日は美術館に行き、「創作活動」への刺激をもらっただいすけです。
 
本日4月28日はニワトリの日だそうです。「ニワトリ」にちなんでBUMP OF CHICKENの「ギルド」を紹介していきます。
 
BUMP OF CHICKENはすごく有名なバンドなので、もはや説明不要だとは思いますが、繊細なストーリー性を強く感じる詞の世界や、幅広い雰囲気の音楽を数多くリリースしているベテランバンドです。 
 
ちょっと意外だなと思ったのは彼らのルーツとなっているミュージックは海外のメロディックパンクやオルタナティブロック、ハードロック、クラブミュージックだということ。
特にヴォーカルの藤原氏はかなりディープな洋楽ファンだったようです。
 
こうした多様な音楽性をBUMP OF CHICKENというフィルター通して、何にも染まらないような素敵な音楽へと昇華させているのがすごいと思います。
 
本日紹介するギルドは名盤ユグドラジル」の一曲で、私が特に好きな楽曲です。
 
 
 ギルド

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優しげなメロディ生きる事を労働 に例えたシニカルな歌詞の対比が面白い楽曲と言えます。

 

 「 無意識のうちに日常を ただこなすように、 過ごしてやしないか? あっという間に人生は幕を閉じるぞ」


そんなメッセージを感じます。

この曲を聴くたび、1日1日、噛みしめるように味わなきゃと思うのです。

Close my eyes/FATPROP  音楽レビュー其の88

こんにちは、アラフォーフリーランスライターのだいすけです。

 

本日も楽しく音楽レビューしていきましょう。紹介するのは鹿児島県のピアノエモパンクバンドFATPROPです。

 

パンクというと、ワイルドで刺々しいイメージが一般的です。このバンドはそういったパンク像とは一線を画しているイメージです。

 

洗練された上品な雰囲気はピアノを大胆にフィーチャーしているためと思われますが、
ヴォーカルの声質も、スッとしみいるような柔らかが魅力です。
ELLEGARDENストレイテナーが好きな方にオススメできます。

 

今回紹介するClose my eyesは2010年、今から10年前に発表された楽曲です。

 

当時たまたまネットサーフィンをしていて、目に留まったこの曲のサムネ。再生ボタンを押して25秒後の衝撃。(サビが25秒後なのです)今でも忘れられない程のインパクトがあったことを今でも覚えています。

 

とにかくサビが最高の一曲なんです!!是非是非多くの人に聴いてほしい、隠れた名曲です。

 

Close my eyes

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パンク然とした疾走感溢れるビートにからむ切ないメロディ後半ではガラリと曲の雰囲気を変えてジャズっぽいアレンジを聴かせてくれます。(個々のスキルの高さがうかがえます。)

 

また絵本のような独特の質感を持ったMVすごく好みです。

 

この曲に惚れて、CDショップに速攻走り収録アルバムの「THE DIE IS CAST」をゲットしました。

 

このアルバム、完成度は高かったもののパンチにかけるというか「Close my eyes」のような曲を期待するとちょっと残念なところがありました。

 

他のCDを数枚聞いても「まとまりは良いのだけど、ぐっとこない。」みたいな・・。すごく好きなバンドなんだけど、人気に火がつかなかったのもちょっとわかる。

 

ちょっと辛口になっちゃいましたが・・良いバンドですのでパンク好きは是非!!

 

All The Things She Said/madbones~All The Things She Said/t.A.T.u 音楽レビュー其の86〜87

だいすけです!!
最近ポモドーロテクニックという時間管理術を取り入れながら、作業を進めています。
イタリアの起業家が提唱したビジネスのテクニックです。

 

ということで本日はイタリアにちなんで、イタリアのパンクバンドMadbonesを紹介していきます。

 

意外だったのですが、イタリアはパンクバンドが多い国です。
カラッとした明るい感じのバンドが多い印象ですね。

 

このmadbonesも爽やかで、クセのないポップパンクを得意としています。
しかし、ポップな楽曲群の中に、一際黒い光を放つ攻撃な楽曲があり痺れました。

 

All The Things She Said

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まちがえた〜。ミュージックステーションをドタキャンしたことで有名なt.A.T.uを貼ってしまいました。

 

正しくはこちらっ!

All The Things She Said

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結局おんなじ曲〜・・・

 

そうそう、私が痺れた曲はt.A.T.uのカバー曲だったんですよね。
もともとこの曲が好きで「これロックカバーしたら絶対かっこいいだろ。」と思っていたのですが、実現してくれるバンドがいたことに感謝です。

 

しかも気持ちいいくらいのハードコアな仕上がり。最高ですね!!

 

BLUE BE-BOP/RIP SLYME 音楽レビュー其の85

 

昨日は子供とスライム遊びを楽しみました。
ぷにぷにの触感がクセになりそうです。

 

元気に本日も音楽レビュー行ってきましょう。
本日は「スライム」にちなんでRIP SLYMEの楽曲をレビューしていきましょう。

 

RIP SLYMEは94年に結成された、確かなラップスキルとユニークなトラックで楽しませてくれるヒップホップグループです。

 

 

 

私の音楽的趣向は偏りが激しくヒップホップは完全に射程圏外なのですが、RIP SLYMEは好きでよく聞いていました。

 

厳つめな「オールドスクールタイプ」のヒップホップは苦手でも、キャッチーなサウンドが持ち味の彼らの音楽は楽しく聴けたんですよね。

 

RIP SLYMEの名前の由来は初期メンバー3名の頭文字RIPに、当時流行していた玩具「スライム」を掛け合わせた造語だそうな。

 

94年頃にスライムが流行していた記憶は全くないのですがそうらしいです。
21年に一家でスライム遊びをしていると「流行は繰り返すのだと」しみじみ思います。

 

彼らの楽曲の中でお気に入りBLUE BE-BOPをご紹介します。

 

BLUE BE-BOP

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MVはメンバーがおしゃれなアメ車で意気揚々とドライブ→寺で修行という意外性たっぷりなストーリー仕立てです。

 

楽曲の方はジャズを取り入れた実にフリーキーで爽快な仕上がりです。

 

MVのラストに「THANK YOU FOR KIND ADVICE AND SUPPORT」というメッセージが画面の中段に現れます。「親切なアドバイスとサポートに感謝します」といった意味です。

 

これはあるヒップホップアーティストが、彼らを楽曲を通してディスったことに対してのアンサーメッセージとのことです。
こうしたディスり合いはもはやヒップホップシーンの文化みたいなんでしょうね??
(詳しく無いので予測)

 

彼ら目立つ存在だったことは間違い無いですし、公にディスられるということは、ある種人気を裏付ける象徴的なエピソードと言えるでしょう。
もちろんディスられた本人たちはたまったものではなかったでしょうが・・・。

 

MVで感謝のメッセージを流すなんて、粋な対応だよなーと思います。「やられたらやり返す」じゃないところが実にピースフルで、好感度さらにあがっちゃいます。

 

March Of The Pigs/Nine Inch Nails 音楽レビュー其の85

本日紹介するのはアメリカのインダストリアルロックバンドNine Inch Nails(ナインインチネイルズ)というバンドです。

 

インダストリアルロックとは直訳すると「工業的なロック」??
デジタルな処理されたビートをベースに、生の演奏を掛け合わせたダンサブルなロックを挿します。

 

NIN(ナインインチネイルズ)はインダストリアルロックの代表的なアーティストとしてなかなかの知名度だと思います。

 

国内のアーティストも彼らから影響を公言していたりします。(X JAPANのギタリストhideさんも生前好んでいたようです。)

 

かの有名な、マリリンマンソンの作品(名盤アンチクライスト・スーパースター等)をプロデュースしていた時期もあります。

 

NINの楽曲はアート性が高いモノが多い印象です。

 

個人的によく理解できない、難解な楽曲も存在していたりしますが、作り込まれたサウンドはじっくり聴いていくと驚くほど楽しかったりします。

 

今回紹介すMarch Of The Pigsは比較的ノリやすく、キャッチーですのではじめてNINに触れる方にはおすすめです。

 

March Of The Pigs

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激しくも変拍子を取り入れたトリッキーなビートがカッコいい、挑発的なナンバーです。

 

要所要所に、鍵盤ソロをバックに美しいメロを歌い上げるパートを挿入しています。
絶妙な「静と動」を生み出していますよね。

 

フロントマンのトレント・レズナーはこの頃スリムでカッコ良いですね。
今は別人かと思うほどジャンボリー・・・・。