VIVID VICE/Who-ya Extended 音楽レビュー其の35
年明けに、今をときめくアニメ「呪術廻戦」が再開され、早速観ていたら
「おおっ!?何々??」となったわけです。
ロック好きのおっさんにも刺さる激しいビート、ドライブ感のあるサウンド。
「呪術廻戦」第2期OP曲の「VIVID VICE」を紹介します。
Who-ya Extendedは、ヴォーカルのWho-yaさんを中心としたクリエイターズユニットとのことです。
作品によってクリエイターのメンバー変えていく流動的な活動形態をとってます。「ロック≠バンド」な感じで、なんとも新しい!
現在21歳(若っ!?)のWho-yaさんは、SNSでの発信を精力的に続けながら、徐々にプロジェクトを拡大していった様です。
音楽性としてはLINKIN PARKをはじめとして海外のロックをルーツにもっている様で、今回の「VIVID VICE」もそうしたバンドからの影響がひしひしと感じられます。
生音に拘った攻めの楽曲とのことで、アグレッシブでかっこいいですよね!
あえてエモーショナル過ぎずクールに歌い上げるヴォーカルスタイルも良いです。
個人的に面白いと思ったのは、サビのメロディの譜割りが変わっているところ。
疾走感のあるサウンドなので、前のめりにメロディをつけたくなるところですが、若干タメ気味に、ぶら下がる感じに割り付けしてあるんです。
ラップのリズムの取り方に近い感じですね。こうした独特の感性にすごく魅かれるんですよね。
これからの活躍がとっても期待できるアーティストです!!