ミュージックジャンキー秘密のプレイリスト

3度の飯より音楽大好き(は言い過ぎた・・・。)お父さんの音楽レビュー。

Pardon me/incubus~A certain shade of Green/incubus 音楽レビュー其の38〜39

アメリカのベテランロックバンド、Incubusインキュバスを紹介します。
91年に結成された5人組のバンドで、音楽性に関してはこの30年で大きく変わりました。

 

「ん・・・?インキュバスって、もう結成30周年なの??」

 

と、この記事を書くにあたり、驚愕してしまいました。

 

好きだったアーティストが、結成20年、25年、30年・・・時の流れの早さと、自分がおじさんになったことを思い知らされます。

 

このIncubusは客観的に見ても、けっこう知名度のあるバンドだと思います。アメリカのロックが好きな方なら知っている方も割といるのではないかな・・。

 

音楽性ですが、初期はファンク・メタル・民族調のリズムを取り入れた、バッキバキのミクスチャーサウンドを披露していました。

 

中期〜現在は音楽性の幅を広げ、フォークやサイケなども貪欲に取り入れつつもオーセンティック(正統)なロックへと進化していきました。さらに有名なバンドで例えるとレッチリに近い音楽性と捉えています。

 

私は初期の音楽性が好みで、ちょうど2000年初頭に聴いておりました。
世は2002年日韓ワールドカップの真っ只中。私は、開催地である札幌ドームでバイトをしていたことをよく覚えております。

 

イングランドベッカムがイケメンで「ワーキャー」騒がれていましたが、私は「いや、ベッカムよりブランドンの方がイケメンだろ!!」と意地を張ってました(えっ!?)

 

ブランドンとはインキュバスのフロントマン、ブランドン・ボイドのことです。非常にどうでも良い情報ですが、ベッカムとブランドンのルックスのベクトルは同じ方向をむいてますので、ググってみてください。(共感してもらえたら嬉しいです。)

 

歌声も含め・非常にセクシーなボーカリストです。
そんなセクシーな歌声が堪能できる一曲として「pardon me」 を紹介します。

youtu.be

非常に爆発力のあるサビの展開にグッと心を鷲掴みにされますよね。ブランドンののびやかなヴォーカルが聴いていて気持ちいいです。DJの高速スクラッチが効果的に盛りあげます。

 

次に紹介するのは「A Certain  Shade Of Green」が自分にとってベストトラックです。フェイバリットアルバムS.C.I.E.N.C.E」に収録されております。最もIncubusの音楽性が尖っていた頃です。

 

youtu.

この楽曲は音楽の楽しみ方を大きく広げてくれたと思います。

 

具体的には

「バキバキとしたスラップベース」
「ファンキーなクリーンギターのカッティング」
「民族調のリズムとロックの親和性」

などなど。

 

今までに触れてきた音楽では意識しなかった、新しい世界を魅せてくれました。

音楽は小学生の時からずっと好きなのですが、よりディープにディープに「沼」に沈む際、そのポイントとなる楽曲がいくつか存在しています。

 

この曲も、その中の大切な一曲です。

 

Incubusは現在も精力的に活動を続けています。落ち着きと余裕を感じるロックを披露しています。現在はリアルタイムで逐一彼らの動向を追うことはなくなりましたが、たまに聴いてみようかな?