LAST DANCE/AIR 〜STARLET/AIR 音楽レビュー其の51〜52
どうも!!だいすけともうします。音楽レビューも50曲を超えました。ネタは尽きることもなくまだまだ書けますが、収益とかなんとか度返しの趣味ブログなので、軽く日記的コーナーを設けてから音楽レビューに映るスタイルにします。(クッソ自由)
わたし、2021年3月21日で仕事辞めちゃいます笑。脱サラです脱サラ!!
ワッハッハ。(大丈夫かこいつと思った??)
AIRをご紹介
AIRは車谷浩司さんのソロプロジェクトです。BAKU・Spiral Lifeでの活動後1996年にプロジェクトを開始します。
彼は確信犯的に、洋楽をオマージュするところがあり、結構批判の対象になるところがあります。
私個人としては、かっこよければどうでもいいというスタンスで音楽を聴くのでさほど気になりませんが、「批判する人がいてもまあわからなくないな」とも思っています。
彼の音楽を一言で表すのなら「雑食」
パンク・ミクスチャー・ジャズ・ファンク・フォーク・シューゲイザー・インディーロック・・・・・・・などなど、とにかく際限なく様々なジャンルの音楽を飲みこみ、消化していく非常に器用なアーティストであります。
また、その多彩な音楽を表現するため非常にスキルに長けたスタジオミュージシャンをプロジェクトメンバーとして配していたプロ集団出会ったという印象です。
「同じアーティストの作品か??」と思うほどアルバムごとのカラーが異なります。
この様にカメレオンのような音楽性に対して、変わらないものひとつ「少年のように繊細な歌声」そう、私をひきつけてやまなかったのは車谷さんのヴォーカルです。
LAST DANCE聴いてみましょう!!
今回紹介する「LAST DANCE」は彼の声色を生かし切るに相応しい一曲です。それではどうぞ!!
いかがでしたでしょうか?シンプルで音数の少ないあっさりとした楽曲です。飾り気もなく淡々としている。なのに心をひきつけてやまない魅力が有る。
この曲以前に発表したアルバムの作風が、かなりラウドで尖った作風だったこともありギャップが凄かった・・。
そしてこの曲を皮切りに「刺々しさ」の強かったサウンドが「優しさ」を感じるモノへと大きく路線変更していくわけですが、元々彼の声を生かすのは「LAST DANCE」のようなメロウな楽曲だったと気付かされます。
そんな「ONE」からのお気に入りの一曲「STARLET」をご紹介します。
こちらの楽曲は美しいストリングスをシンフォニックな楽曲でとなっており非常にメロディが美しく、歌詞は物悲しいのです。
それもそのはず、車谷さんが亡くなられた奥様に当てて書かれたモノだという情報があります。
Take me to the starlet もう一度逢いたい
Take me to the starlet もし逢えたなら
そうだ何から話そう たくさんあってさ
さんざん悩んで 愛してる…かな引用:車谷浩司「STARLET」より
大切な人を失い悲しみに暮れる心の内を、切々と歌い上げる姿に胸が詰まります。
身近な人に感謝を忘れてはいけない、そんなことを思い返させてくれる一曲です。