Hard To Stay /Submotion Orchestra 音楽レビュー其の91
こんばんは、本日も元気に音楽レビューやっていきたいと思います。
UKのソウル・アシッドジャズバンド、Submotion Orchstraをご紹介します。
このバンドは2009年頃に結成されたバンドで、当時クラブシーンで人気であったダブステップを取り入れたつつも、そこに終始せず、ソウル、ジャズ、エレクトロニカ、ポストロックなど多様なジャンルをクロスオーバーさせた、深みのある楽曲を数多く発表しています。
ダブステップというジャンルは、日本ではメジャーなものではないですが、揺らぎを強調したリズムはかなり中毒性が高いものでした。
現在すでに流行は去った印象ですが、10年前は海外でかなり人気の音楽ジャンルでダウナーでゆったりしたものから、アッパーで攻撃的なものまで幅広い楽曲が存在し、面白いムーブメントであったなあと思います。
Submotion Orchestraに関していえば、ダブステップは控えめでソウルやジャズの要素をベースとした、じっくりと聴き込みたいタイプの音楽です。
Hard To Stay
ドロドロとした愛憎を、ダンスで表現していたMVは心に妙に引っかかります。
楽曲はベースが強調されたかなりダウナーな仕上がりの一曲で、独特の揺らぎに身を任せると昇天しそうな気持ち良さがあります