Goodbye tonight/Lostprophets 音楽レビュー其の114
どうもフリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう。
本日紹介するのはイギリスのロックバンドLostprophets(ロストプロフェッツ)です。
Lostpropetsどんなバンド??
Lostprophetsはイギリスのオルタナティブ/ニューメタルバンドで「イギリスのリンキンパーク」などというキャッチフレーズもありました。
ヒップホップのトラックを彷彿とさせる、サンプリングを多用したSEをインタールード*1として使用したり、ストリート感あふれるファッションも含めリンキンパークと重なる部分も多かったのかなあ・・?
ただしマイク・シノダ(リンキンパークのヴォーカリスト)のように、ラップは使用していない点や、疾走感あふれるパンク的なアプローチの楽曲が多い点など個人的には
リンキンパークとはまた違った良さがあるバンドだなと捉えています。
すでに解散となっており、原因はヴォーカルのイアン・ワトキンスが引き起こした性犯罪によるものです。(懲役35年)
このブログでも取り上げるべきか悩みましたが、素晴らしい楽曲と他のバンドメンバーに罪はないので紹介させていただきます。
Goodbye Tonightを聴いてみよう
今回「Goodbye Tonight」という楽曲を紹介します。
2ndアルバム「Start something」に収録された楽曲です。
この「Start something」ですが個人的には全曲シングルカットできる洋楽アルバムとして私の中で永遠に輝き続けています。
個性豊かな楽曲が詰まっていますが、どれもフックのあるキャッチーな出来です。
洋楽のアルバムって正直、序盤カッコよくても後半でダレちゃう作品が結構あるのですが、このアルバムは最後の最後まで味わい尽くせる完成度の高いアルバムなのです。
それでは「Goodbye tonight」聴いてみましょう!!
Goobye Tonight
ゆったりとしたリズムから、スタッカートを多用したメリハリのある展開、そしてエモーショナルなサビのメロディ運びまで秀逸な一曲と言えます。
サビの華やかな感じは、普段あまり洋楽を聞かない方にも受け入れやすいと思っています。
このキャッチャーな作風こそLostprophetsの魅力だと思っています。
彼らのアルバムでは、2ndアルバムの「Start something」が最もオススメですが、キャッチーさがやや控えめながら、多彩なギターフレーズや凝ったSEで楽しませてくれる1stアルバム「The fake sound of progress」も良いです。
3rd以降の作風は急に自分にとっては面白みがないものになってしまい、聴かなくなってしまいました。
そしてある日、バンドの解散をネットニュースで知ることになったのですが・・・。
残されたバンドメンバーは2014年に新バンド「No Devotion」を結成しています。Lostprophetsとは趣の異なる、実験的なサウンドを取り入れた面白いバンドだったのですが、おそらく解散・・・した?
う〜むうまくいかないものですね。では!!
*1:インタールード・・・・曲と曲の繋ぎ