No Reason/Sum41~Still Waiting/Sum41 音楽レビュー其の122〜123
どうも!フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう!!
本日紹介するバンドはSum41です。
Sum41ってどんなバンド?
Sum41は日本でも人気の高いカナダのメロディックパンクバンドです。
ヴォーカルのデリックは、アヴリル・ラヴィーンの元旦那さんだった方です。
バンド名の41という数字が気になりますよね?
メンバーが夏休みの41日目に行った、ロックフェスWarped Tourに感動し、この日を栄に音楽活動を始めたことが由来となっているようです。
音楽性はメロディックパンクを主軸とした、明瞭なサウンドがベースとなっています。
しかし、初期と中期以降では音楽の雰囲気がだいぶ違っています。
初期は、弾けるようなポップパンクと、既に脱退してしまったギタリストの趣向が反映されたメタル風のサウンドが絶妙に融合されたサウンドでした。
メタルに強く影響を受けていたギタリストが脱退した直後の4thアルバム「Underclass Hero」ではメタルの要素が鳴りを潜めた、純度の高いメロディックパンクを披露します。
そして近年は、パンクサウンドの要素をやや控えめに、シリアスな趣のある普遍的なロックサウンドへと昇華させています。
なんだかんだ言って、個人的にはスポーティなパンクサウンドにメタルの要素を感じる初期の音楽が好みなので、今回は「SUM41の愛すべきメタルソング」を2曲紹介します。
「SUM41の愛すべきメタルソング」
一曲目は「No Reason」です。
Sum41史上最もメタルが色濃く反映››された3rdアルバム「CHUCK」に収録されたキラーチューンです。
瑞々しい疾走感を感じるパンクロックを、硬質なメタルサウンドでコーティングしたストロングな仕上がりです。
要所要所に飛び出すミュートを効かせたギターの単音弾きも「メタル好き」には堪らないのではないでしょうか?
サビメロもエモーショナルで最高です。
2曲目の「Still Waiting」は彼らの楽曲の中でも有名な部類に入ると思います。
Sum41の入門アルバムとしても最適な2ndアルバム「Does This Look Infected?」収録のメタルパンクナンバーです。
Still Waiting
ださカッコイイを狙ったら本当にダサくなってしまった、とほほなクオリティのMVはやや残念と言えます。
しかし、曲の方は最高です。
とにかくAメロのギターリフによるバッキングがメタリックでカッコ良いですね。
そこに乗るデリックのワイルドなヴォーカルも合間って、興奮度はMAXです。
やはりサビメロはキャッチーでノリやすく、日本でもウケが良かったのもうなずけるところです。
まとめ
ということでカナダのパンクバンドSum41からメタル度高めの2曲を紹介しました。
私個人としてはメタル色の強い、2nd、3rdアルバムが最もおすすめですが、グラミー賞を獲得した5thアルバム「Screaming Bloody Murder」あたりもダークでかっこいいロックアルバムなのでおすすめできます。
Sum41に興味を持った方は、ぜひこれらのアルバムを聞いてみてくださいね。では!!