Chasing Hearts/Breathe Carolina 音楽レビュー其の100
このただただ、好きな楽曲をレビューするだけのブログで紹介した楽曲数が100曲に到達しました。
100曲目はアメリカ合衆国のポスト・ハードコアバンドBreathe Carolina(ブリーズ・キャロライナ)です。
ポスト・ハードコアとは、従来のハードコアの定義にとらわれない、新しいスタイルのハードコアサウンドを提唱した音楽ジャンルのことを指します。
特に、従来のスタイルと大きく違うのは、エレクトロミュージックとの融合させた、激しさの中にもキラキラとした質感を取り入れた点でしょうか?
そもそもハードコアと言えば、ギター・ベース・ドラム・叫び(ヴォーカルというより叫び)がせめぎ合う無骨な音楽が主だったはずなのですが・・・。
特にこのブリーズ・キャロライナに関してはもはやロックの要素より、EDM要素の方が大きいくらい、シンセサイザーの音を大胆に取り入れています。
Chasing heart聴いてみよう
特にこの曲はEDMの要素が強くてノれますね。是非聴いてみてください。
ゆったりとしたスムース系のサウンドが、サビに入ると乾いた空気の中を駆け抜けていくようなアップテンポな展開へと変貌していきます。
めちゃくちゃ聴いていて気持ちの良い曲です。
楽しそうにメンバーがドライブしているこのMV。
時間はお昼かな?
どちらかと言うと「夜のドライブ」にぴったりなんだよなー。
この曲が似合うのは・・・。
でもハードコアバンドなのかこれは??ギターの音が探せない。
でも良いものは拒まずが私のスタイルですので、晴れてプレイリスト入りです。
The Beautiful People/Marilyn Manson 音楽レビュー其の99
フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう。
本日紹介するのはアメリカ合衆国のロックバンドMarilyn Manson(マリリンマンソン)のThe Beautiful Peopleです。
Marilyn Mansonってどんなバンド??
このマリリンマンソンというバンド、明らかに異質なヴィジュアルと過激な思想の下、聴くものに恐怖心すら植え付ける強烈な作品を世に送り出した「ロック界の暗黒帝王」です。
彼らの周りにはヤバイニュースが尽きないのですが、そこを掘り下げると一般の方はドン引き間違いないので詳しくは触れません。
メンバーのステージネームも悪趣味極まりないのですが、「スターのセカンドネーム➕
歴史的殺人鬼のファーストネーム」です。(何それ状態ですね。)
例えば、ヴォーカルを務めるマリリン・マンソン(ヴォーカル名=バンド名です)
の場合は、大女優マリリン・モンロー➕殺人鬼のチャールズ・マンソンでマリリン・マンソンなわけです。
音楽性は重々しいハードロックに、やや爬虫類っぽい不気味なヴォーカルが乗るという、とても一般受けしそうも無い内容です。
映画「マトリックス」のテーマ曲だった「ROCK IS DEAD」のように一部キャッチーな曲もありますが・・。
うん、一般受けはしないでしょう。
The Beautiful Peopleは振り切れてヤバイ
The Beautiful Peopleに関して言うと、毒づいた歌詞とヘヴィな音像を極めた彼ら随一のキラーチューンと言えます。
「Beautiful People=美しく着飾ったセレブ達」をクソミソに批判しまくってます。
MVはグロすぎる描写のオンパレードなので、閲覧注意でお願いします。
The Beautiful People(閲覧注意)
シャッフルビートのヘヴィロックって結構珍しいんですよね。
(シャッフルとは跳ねたリズムのことです。「たんたんたん」じゃなくて「たったたったたった」です)
とにかく強烈なトラウマを植えつけてくれますよね。
なんて不気味な音楽とMVなんだと。
しかし、これがクセになっていて今まで200回は観ていると自負します。
(自分の悪趣味さは認めますよ。もう・・。)
こう言う音楽って、人間の精神に悪影響だと言う声もありますが、大丈夫。
だいすけは意外とまともにいきています。(ほんとだよ)
カナリア/al.ni.co 音楽レビュー其の98
どうも!フリーランスライターの大輔です。
今日も元気に音楽レビューやっていきましょう。
本日は日本のロックバンドal.ni.co(アルニコ)を紹介していきます。
al.ni.coって、どんなバンド?
97年に音楽性の違いから脱退した上杉昇と柴崎浩の2名で結成されたロックユニットです。
2001年にはその2人も音楽性の相違で解散しているため、短命のバンドだったと言えます。
WANDSといえばミリオンヒットのシングルを何枚も発表した、90年代を代表するバンドの一つですが、音楽性は初期と後期でかなり違います。
スラムダンクのEDテーマ「世界が終わるまでは」あたりまでのキャッチーでポップなサウンドが、WANDSのパブリックイメージでしょう。
その後、「Same side」や「Worst crime」などのオルタナティブロック色の強いコアな方向性を示したシングルはセールスをぐっと落としていきます。
この辺りの楽曲が本来やりたかった音楽の片鱗とすると、さらにコアな音楽やりたかったに違いない、脱退はある意味自然なものだったのかもしれません。
彼らが本当にやりたい音楽を実現する場がal.ni.coだったのでしょう。
この時期の彼らの音楽が、めちゃくちゃ尖っていて私は大好きです。
カナリアを聴いてみましょう
彼らにとって唯一のフルアルバム「セイレン」に収録されている一曲です。
このアルバムは本当にマニアックで、WANDSのキラキラキャッチーな音楽を期待して聴いた人は唖然とするほどの負のパワーに溢れた世界がただ広がります。
現にブックオフの特価CDコーナーでは、よく投げ売りされているのを見かけます。
ブックオフで投げ売りされる理由は様々ですが、急激な音楽性の転換ポイントにあったアルバムが投げ売りされることはよくあります。
(決して内容が悪いから、290円コーナーにあるわけではありません)
・・話がそれました。この「カナリア」ですが、アルバムの中ではまだキャッチーな位、ちょっと聴いてみましょうか?
怪しげな金管楽器の音とヘヴィなギター音が印象的なイントロから、ダウナーなAメロを経て、カナリアが飛び立つように、突き抜けていくようなサビへと移行する様は爽快です。
柴崎氏のギターは元々大好きだったのですが、フリーキーさが炸裂していますね。
特にインプロゼーション(即興)のようなギターソロはすごく聴きごたえがあります。
本当にエキセントリックでかっこいいバンドでした。(セールスは奮わず。それは理解できる!!)
そして、解散後2人は別の道をそれぞれ進みます。
上杉氏のソロや、柴崎氏とT.M.Rの西川氏が結成したabingdon boys schoolも良いんですけど、私にとってはal.ni.coが一番ですね。
旅立ちの歌/doa 音楽レビュー其の97
おは大!!GWが終わりました。GW中にひっそりと有給消化期間が終了し、完全退職したので本当の意味でのフリーランス人生の幕開けです。今日は、国民年金への切り替えで役場に行ってきます。
— だいすけ🎧@「ココロを紡ぐ書手」 (@dai9musicjunkie) May 5, 2021
みなさま良き1日を、お過ごしください。
と言うことでGW中にひっそりと有給消化し、ひっそりと退職しました。
フリーランスとして旅立ちの日を迎えることができ、嬉しく思っています。
と言うことで旅立ちにちなんで、doaの「旅立ちの歌」をレビューしていきます。
旅立ちの歌で検索するとMr.Childrenの「旅立ちの歌」が出てきます・・・(Oh!ビックネーム)が、この曲もめちゃくちゃいい曲なんですよ。
doaってどんなバンド?
doa(ドア)ビーイング系の3ピースバンドで、耳馴染みがすごくよい、質の良い楽曲をたくさんリリースしているバンドです。
メンバーのうち2名は、B'zのサポートメンバーもをつとめていた実績があるらしく、なかなかの実力派バンドです。
ヴォーカル福山雅治さんを彷彿とさせる、低音の効いたクセのないイケボ(いけぼ?)で万人に受ける雰囲気を持っています。
これは勝手なイメージなんですがメンバーの雰囲気は「楽器屋さんにいそう」。これは超勝手なイメージですのでお気になさらず〜でお願いします。
「旅立ちの歌」聴いてみよう!
この曲、私がサービス業に従事し店舗にいた頃、延々と有線で流れていたんですよね。
嫌いな曲が、延々と流れると「うざっ!!」とデビルだいすけが表れるのですが、この曲に関しては流れるたびあったかい気持ちになりました。
旅立ちの歌
「な、な、なかじまさ〜ん(号泣)」
MVはストーリー仕立てになっているのですが、ホロリとさせる内容になっていて良いですよね。
出演しているジャルジャルがまた良い演技をしているので、楽曲をぐっと引き立ています。
学生時代の友人と二人でしんみり飲むって憧れるな〜。(ぼっち??)
Just Awake /Fear, and Loathing in Las Vegas~太陽がまた輝くとき/高橋ひろ 音楽レビュー其の95〜96
GW中に中田敦彦氏の「HUNTER✖︎HUNTER解説動画」を、最後まで視聴させていただきました。
この動画、前編後編に分かれています。
その再生時間はなんと6時間に上ります。
しかしこれがめちゃくちゃ面白くて、気づいたら6時間立っていたと言う感じでした。
中田氏の動画は主張・理由の解説がわかりやすい上に、主張を裏付ける具体例がメチャクチャ面白いので、ライティングの教材としても秀逸ではないかと思います。
今回の動画では、中田氏のHUNTER✖︎HUNTERへの愛を感じるのと同時に、
冨樫作品の凄さを改めて実感しましたね。
そんなこんなで、冨樫義博氏原作のアニメを支えた、関連の音楽をレビューしていきたいと思います。
Just awake/Fear, and Loathing in Las Vegas
「HUNTER✖️HUNTER」初期のエンディング曲の「Just Awake」です。
これだけスクリームやデスボイスを多用したアニメソングは珍しいと言えます。
重々しい描写の多いアニメですが、明るく爽快に駆け抜けてくこの曲は、結構救いの要素を与えてくれたのではないでしょうか?
極めてラウドな楽曲ですが、同居するPOPさも魅力的ですね。
Fear, and Loathing in Las Vegasは好きなバンドなので、今後別の機会でお気に入り曲を紹介していきたいです。
太陽がまた輝くとき/高橋ひろ
ジャンプ黄金期の名作「幽遊白書」は大好きなコミック・アニメの一つです。
割と後期のエンディングテーマとして起用されていた「太陽がまた輝くとき」を紹介します。
幽遊白書の楽曲って、アニメソングにしてはアダルトで渋い雰囲気の楽曲が多かったように感じます。
この「太陽がまた輝くとき」と言う曲もまさにそんな感じで、昭和歌謡曲の流れを組むレトロな質感と、感傷的な雰囲気を帯びています。
どこか寂しげでワビサビの効いた音楽は、老若男女多くの心に染み渡ったのではないかと見ています。
この曲を歌う高橋ひろ氏は、チューリップの財津和夫氏にその才能を認められたと言う逸話を持つ、実力派のミュージシャンです。
透き通るような歌声に心がグッと掴まれます。
誠に残念なことに2005年に病気で他界されたと言うことです。(このニュースはリアルタイムでしったのですごくショックでした。)
ご冥福をお祈りいたします。
あなたは冨樫作品どのキャラクターが好き??
私は幽遊白書では『陣』、HUNTER✖︎HUNTERでは『レオリオ』が好きです。
学生時代は「どのキャラクターが好きか」で何時間でも盛り上がれたなあ・・・と回想しています。
アニメでもリアルでも素直な人格の人が好きなんだなとおもうGW最終日の朝でした。
Everybody Rise/Amy Shark 音楽レビュー其の94
おはようございます。フリーランスライターのだいすけです。
今日も元気に、音楽レビューやっていきます。
本日紹介するのはAmy SharkのEverybody riseです。
Amy Shark(エイミー・シャーク)どんなアーティスト?
エイミー・シャークはオーストラリアのゴールドコーストで生まれのシンガーソングライターです。
2016年に「ADORE」という曲がラジオでヘビロテされたことをきっかけとして本国で人気を確固たるものにしました。
オーストラリアの広大な情景が脳裏に広がるようなサウンドスケープと強さを感じる低音の声質が魅力的なアーティストです。
Amy Shark Newアルバム「Cry Forever」リリース
2021年「Cry Forever」と言うアルバムがリリースされ、たまたま聴いてみたところハマりました。
特に2曲目に収録されていた「Everybody Rise」が気に入ったのでご紹介です。
Everybody Rise
エレガントなストリングスと「everybody,everybody」と繰り返されるサンプリングボイスが妙に印象的な楽曲です。
低音ボイスが魅力的なアーティストだな〜と、酔いしれていました。
癖がないし日本でも人気が出そうだなあと思ったり。
MVで「上昇していく人々」は何を表すのか。
MVのクライマックスでは、教会のレットカーペットに立つ演者達が上昇していく描写があって、まさに「Everybody rise」なわけです。
歌詞をググってみましたが意味は掴めず・・・。
上昇してく人々は何を表しているの下記になるところです。
「他人」が自分を置いていく焦りそれとも「自分」の別の人格?黒装束を着たもう一人のエイミーが表す意味も気になっちゃいます。
「むむ・・・?」
わからなくなってきたので、そろそろ「仕事」に戻ります。では!
St.Anger/Metallica 音楽レビュー其の93
「他人が許せない=自分が許せていない」という場合があります。他人の言動にいらっとするが、意外にも過去に自分が同じことを他人にして罪悪感を残したまま、忘れているだけだったりします。まさに自分を棚にあげたままの怒りです。自分を許してしまいましょう。そうすれば目の前の相手も許せます。
— だいすけ🎧@「ココロを紡ぐ書手」 (@dai9musicjunkie) April 29, 2021
怒りについてこんなにまじめ腐ったツイートをしてしまいました、だいすけです。
本日は「怒り」にちなんだ楽曲、Metallica(メタリカ)のSt.Angerをレビューしていきたいと思います。
メタリカってどんなバンド?
アメリカ西海岸っで81年に結成されたヘビメタバンド。メタリカ聴いたことない方でも「多分ヘビメタなんやろうなあ・・・」と思える明快なバンド名です。
2019年までにCDが1億2,000万枚も売れており「世界でも最も成功を収めたメタルバンド」・・・らしいです。(有名なバンドとは思っていましたがそこまで成功したバンドとは知りませんでした)
私はメタリカに関してはさほど熱心なファンではないですが、この「St.Anger」は大学生の時聴いて、うわーカッコいいと思わせてくれる力を持っていたと思います。
St.Anger聴いてみよう
この曲、何が好きかと言うと激アツのギターリフとカンカンと浮きまくっている印象的なスネアドラムの音です。
St.Anger
いやー最高のギターリフですね。歌が入ってからの展開にさほどインパクトを感じなかったりして・・・。(ごめんなさい)
とにかくリフが好きなんですよ。この曲は。
ドラムのカンカンとした軽い音は、ファンからは結構不評だったらしいですが、こちらも私は好き。
ヘヴィな楽曲の中でいい意味で主張していると思います。
どうやら偶然の産物だったらしいですが、ドラムのラーズはこの音がすごく気に入ったらしいです。
プリズンブレイクみたいなMV
刑務所を利用したMVは海外ドラマさながらの迫力です。
実はこれ、本物の刑務所らしい・・・。これ一番ビビりました。日本では絶対あり得ないですよね。
暴動とか発生して、脱獄する人とか現れそうで怖い。
と言うわけで本日はメタリカのSt.Angerを紹介してみました。
GWはまだまだ続くし、たのしもーっと。