March Of The Pigs/Nine Inch Nails 音楽レビュー其の85
本日紹介するのはアメリカのインダストリアルロックバンドNine Inch Nails(ナインインチネイルズ)というバンドです。
インダストリアルロックとは直訳すると「工業的なロック」??
デジタルな処理されたビートをベースに、生の演奏を掛け合わせたダンサブルなロックを挿します。
NIN(ナインインチネイルズ)はインダストリアルロックの代表的なアーティストとしてなかなかの知名度だと思います。
国内のアーティストも彼らから影響を公言していたりします。(X JAPANのギタリストhideさんも生前好んでいたようです。)
かの有名な、マリリンマンソンの作品(名盤アンチクライスト・スーパースター等)をプロデュースしていた時期もあります。
NINの楽曲はアート性が高いモノが多い印象です。
個人的によく理解できない、難解な楽曲も存在していたりしますが、作り込まれたサウンドはじっくり聴いていくと驚くほど楽しかったりします。
今回紹介すMarch Of The Pigsは比較的ノリやすく、キャッチーですのではじめてNINに触れる方にはおすすめです。
March Of The Pigs
激しくも変拍子を取り入れたトリッキーなビートがカッコいい、挑発的なナンバーです。
要所要所に、鍵盤ソロをバックに美しいメロを歌い上げるパートを挿入しています。
絶妙な「静と動」を生み出していますよね。
フロントマンのトレント・レズナーはこの頃スリムでカッコ良いですね。
今は別人かと思うほどジャンボリー・・・・。
Sleep/Story Of The Year~And The Hero Will Drown/Story Of The Year 音楽レビュー其の73~74
ノロウィルスに打ち勝ち、穏やかな朝を迎えています。
— だいすけ🎧@「ココロを紡ぐ書手」 (@dai9musicjunkie) April 13, 2021
一家で寝込むという貴重な体験をできたのはよかったです。ゲロゲロで体調は最悪、その中でも助け合いながら、乗り越えるのは良い経験でした。ノロのおかげで絆は深まった。ノロに感謝。でももう我が家には来ないで欲しいノロ。皆様良き1日を!
そんなこんなでノロウィルスさんの影響で、1日寝込んですごしただいすけです。
寝込むに因んで、本日はアメリカのハードコアバンド、Story Of The YearのSleepという楽曲を紹介していこうと思います。
この曲は情熱的なロックバラードです。
淡々とした導入部とラストのエモーショナルなパートのコントラストがあまりにも極端で、初めて聞いた時に度肝を抜かれました。
「Sleep」
いかがでしょう、なんともドラマティックな楽曲です。
じわじわと盛り上がり、ラストには極上すぎる最高のサビ待っています。この「絶妙な焦らされ感」がたまらないんです。
彼らのハードコアバンドらしいアグレッシブな一面が垣間見える、キラーチューンもご紹介します。
「And The Hero Will Drown」
ヴォーカルのダンの咆哮がめちゃくちゃかっこいいです。
こんなの運転中に聴いていたら、アクセル踏み込みすぎてやばいですよ!!うん。
falker/Covet 音楽レビュー其の65
素敵なギターインストバンドを発見しました。Covetを紹介していきます。
現代のタッピングクイーンと呼ばれるYvette Yong(イヴェット ヤング)の超絶テクニカルなギターに酔いしれることができます。
変拍子を駆使した複雑なリズムを笑顔で支えるベース・ドラムも半端ではありません。
タッピングとは弦を叩いて音を出す(ハンマリング・オン)、そして引っかけ気味に離して音を出す(プリング・オフ)を繰り返しながら連続的に音を出していく奏法で、特に彼女のように左手だけでなく、右手も使っていく場合ライトハンド奏法と呼ばれます。
音の粒を揃えながら、きれいに音をつないでいくことは非常に難しく、ギターを嗜むならば憧れの奏法なんです。
「本当に難しいんだよな」
だいすけは何度も何度もこのライトハンド奏法のチャレンジしましたが結局挫折しました。
彼女が弾いている様は、ライトハンドが簡単なモノに感じてしまうほど滑らかです。
是非falker聴いてみてください。
イヴェットのファッションや、ギターのフレットに印字された月や何かの紋章(?)の様なモチーフも合わさり実に神秘的です。
インスト・変拍子といった、敷居の高さを感じる要素を盛り込みながらも、クリーンなトーンをメインにした、優しいサウンドなので非常に聞きやすいと思います。
作業用やイージーリスニングにいかがでしょうか?
Saturday/Fall out boy 音楽レビュー其の63
おはようございます。
本日、土曜日。せっかくなので「土曜日」に因んだ楽曲をご紹介します。
本日ご紹介するバンドはfall out boy(フォール・アウト・ボーイ)は2001年に結成された、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴの4人組ロックバンドです。
このバンドは2000年台デビューのバンドの中で圧倒的に人気のあるポップパンクバンドです。
セールス的な成功はもちろん、人気者の条件であるゴシップ(主にベーシストのピート)もあり、割とお騒がせなイメージです。
そんなこんなで、パンクバンドの枠を超え、ロックバンドとして知名度・実績トップクラスのバンドと言えますね。
音楽性としてはポップなパンクをベースとしておりますが、作品を重ねるにつれエレクトロ、ダンスロック的要素を取り入れてより多様性に富んだ、方向性に進みました。
そんな彼らの楽曲から、Saturdayをご紹介します。1stアルバム「Take This To Your Grave」に収録された楽曲です。
コンパクトで痛快なパンクロックをパッケージしたアルバムでお気に入りです。
MVは演奏シーンとなぜかチープなサスペンススリラードラマが往来する内容になっています。
曲前半から、全力疾走していき、サビでスローダウン。後半に圧倒的なエモーショナルパートが用意されています。パンクロックには珍しい、かなりドラマティックな一曲となっています。
後半部分の熱を帯びた展開が間違いなく聴きどころでしょう。
そしてサビで繰り返されるのは
「土曜日、その扉を開けた先には何が待っているのだろう?」という印象的な歌詞。
僕は近所のスーパーのドアを開け、子供たちにアイスを買う約束をしています。
あなたも土曜日、どこかの扉を開けるのでしょうか?良き土曜日になることを願っております。
Chaos/Mutemath 音楽レビュー其の62
フリーランスになったし、カフェで作業しようと近所のドトールへ。「ん?マウス忘れたぞ」「まあ内蔵のパッドがあるからいいか。」「ん?パッド反応しない。なんで?」「ス、スマホでググるか?」「あれ?スマホもう充電ないぞ。」「あっスマホ電源切れた・。」小一時間もぞもぞしてコーヒー飲んで帰宅
— だいすけ🎧@「ココロを紡ぐ書手」 (@dai9musicjunkie) April 1, 2021
こんな感じで日々、持ち前のおっちょこちょいを発信するだいすけです。
「混沌」としているのでしょうね。頭の中が。
そんなこんなで音楽レビュー行ってみたいと思います。
本日紹介するのはアメリカルイジアナ州ニューオリンズのロックバンドMutemath(ミュートマス)です。
このバンドの持ち味は実験的な音楽性ながら聴きやすい、バランスの良さです。
「実験的であればあるほどに聴きづらい」
「聴きやすければ、聴きやすいほどに無難」
「そのどちらでもない、それがMutemathや!!!」
・・・・今回紹介する「Chaos」はリズムパターンや音作りへのこだわりが半端じゃない上に、聴きやすくノリやすい、超高次元なー曲です。
幅広い洋楽ロックのリスナーさんに、超超オススメの一曲です。
スピード感と練りに練られたリズムの相性が抜群の上、ヴォーカルの声質がセクシーときた!!これはヘヴィーローテーション確定ですね。
イントロのシンセの音なんかも宇宙的でツボです。宇宙的というか宇宙人と交信しちゃいそうかもしれないです。
本日はMutemathの、「CHAOS(=混沌)」を紹介しました。
後1時間半で保育園に行っている子供達が戻ってきます。
そして我が家は「混沌」の渦の中へ飲み込まれていく・・・・・。
Don't Look Back In Anger/Oasis~There will be love there–愛のある場所–/the brilliant green 音楽レビュー其の59〜60
どうもだいすけです。
今日も元気に日記+音楽レビュー進めていきたいと思います。
昨日まで「自分にとってレベル の高い仕事」に取り組んでいて、なんとか納品が完了できたのでめちゃくちゃ気分が良いです。
「んー開放感」
ということで開放感たっぷりの名曲、OasisのDon't Look Back In Angerをレビューしていきたいと思います。
UKロックと聞くと、最初にOASISがふっと頭に浮かびます。すごく有名なバンドなのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーというギャラガー兄弟を中心に結成されたバンドです。
お兄ちゃんがリアムで弟がノエルなのね。この記事を書くために調べました。(彼らの熱心なファンでないということは伝わったと思います)
よく調べると面白くなってきて
「あれ、OASISってもう解散してるの!?」とか
「えっ、この二人5歳も離れてるの!?」とか
「ノエルがソングライターでリードギターでリアムがリードヴォーカルで・・あーわからんくなってきた!!」とかなんとか独り言がうるさくて家族も迷惑。
とにかくこの兄弟、スキャンダラスな発言が多く何かとお騒がせ。
いろんなミュージシャンを公で批判しまくってます。私も敬愛するRadioheadもターゲットになったことがあります。しまいには兄弟間も仲違いしたりして・・・音楽は好きだけど立ち振る舞いなんかは苦手かな。
今回紹介する、Don't Look Back In Angerはパッと視界がひらけていくような開放感(さっきも言ったけど)が大好きな一曲です。
うーん!!名曲ですよね。汚れなきサウンドスケープ。これ聴きながら、草原とか歩くと気分はロードムービーの主人公。「自分に酔ってしまいそうだ(や・め・と・け)」
この曲で繰り返される、「Don't Look Back In Anger=怒りをだしちゃいけないんだ」
わたしはそうは思っていなくて、寧ろ「Look Back in Anger=怒りは出し切ってしまえ」が生き方としてはおすすめかなと思ってます。
ただし、他人にぶつけないのがポイント。
一人きり部屋の中で絶叫するもよし、
一人きり大自然の中で号泣するのもよし。
とにかく怒りから目をそらさず、味わいつくすのが心にとって一番健全のなのではないかと思っています。
もう一曲、この曲を最初に聴いたときに、ふと頭に浮かんだ名曲を紹介。
There will be love there -ai no aru basho the brilliant green - YouTube
公式チャンネルではないので埋め込みは避けました。
この2曲は曲調もメロディも似ているなあと個人的に思っていました。別にパクリパクリと揶揄する気持ちは一切ありません。
2曲とも大好きな曲です。
にしてもブリグリの川瀬さん。めちゃくちゃ細くてお美しい、改めてびっくり。
Waterwings/Alexisonfire 音楽レビュー其の58
最近、PV数を意識してメジャーなミュージシャンばかりを紹介していました。
すけべ心全開・チャック全開(悪癖)のだいすけです。原点回帰でマイナーバンド紹介します。
本日紹介するのはカナダのハードコアバンドAlexisonfire(アレクシスオンファイア)です。本国やアメリカではなかなかの人気者とのこと。
2011年に一度解散し、2015年に再結成したらしいのですが、2021年現在精力的に活動しているという情報は全くないです。(・・・どうなってる?情報求む。)
今日、紹介するWaterwingsは劇的にかっこいい、押しの一曲です。
喚き散らすスタイルのヴォーカルは好き嫌いが分かれるかもしれません。
なんだかわからないけど、異常にテンションの高いコメディみたいなMVが癖になります。是非ご覧ください。
MVの見所
・若手パフォーマンスチームのダンスバトル勃発
・ドラムの人のルックスのインパクトよ。
・謎のエアギターのガムシャラ感。
・セクシーなローラーガールのサービスショット
・スキル関係なし、楽しめればよい、数々のパフォーマンス
・チームを超え、芽生える友情
書いててよくわかんなくなってきましたが、とにかくハイテンションで楽しそう、爽快っす。頭振りたくなるっす!!!
ーここで、だいすけ仕事モード切り替えー
本日も案件が立て込んでおりますので、失礼させていただきます。