ミュージックジャンキー秘密のプレイリスト

3度の飯より音楽大好き(は言い過ぎた・・・。)お父さんの音楽レビュー。

Welcome to the black parade/My Chemical Romance 音楽レビュー其の108

こんにちは!フリーランスライターのだいすけです。
今日も元気に音楽レビューをしていきましょう。

 

本日紹介するのは、アメリカのロックバンドMy Chemical Romanceの「Welcome to the black parade」です。

 

My Chemical Romanceってどんなバンド?

アメリカ合衆国はニュージャージ州出身の5人組ロックバンドです。
パンクやハードコアといった音楽性をベースにした疾走感あふれる楽曲とやや病的な雰囲気が妙に引きつけられるバンドです。

 

デヴィットボウイやザ・キュアーなどの影響が色濃く出ているので、グラムロックニューウェーブ等にみられる、耽美的で内省的な部分が他のパンクバンドと一線を画する
「病的では儚い雰囲気」を醸し出しているのだと思います。

 

日本国内での人気も高いバンド

マイケミの略称で親しまれ国内の人気も高いバンドです。
エピソードはこちら。

 

・2007年に「ミュージックステーション」出演
日本武道館でのライブ開催
・日本のCMソングへの起用

 

よってこのバンドを知らない方も、どこかで彼らの楽曲を聴いている可能性があります。

 

「Welcome to the black parade」聴いてみましょう

 

彼らの代表曲Welcome to the black paradeを聴いてみましょう。
この曲はスバルのフォレスターCMソングに起用されていたことがあり聴いたことがある方もいるかもしれません。

 

コンセプトアルバム「the black parade」に収録されている、アルバムの中でも核となる楽曲です。

 

Welcome to the black parade

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 全体的に楽曲展開・MVの演出含めややオーバーなところもありますが、このやりすぎ感がむしろ痛快なのですよ。

一瞬たりとも目の離せないMVのストーリーはこんな感じです。

死を迎えようとする"患者"が、"恐怖"と"後悔"に出会い、闘いの末"母"の元へ行く(再び生きようと決心する)というストーリーになっている。

引用:wikipedia

 

 悲しき主人公の境遇を笑い飛ばすかのような、やけに明るいメロディが逆に切なくてグッとくる、そんな疾走感溢れる名曲です。

 

この曲を聴いて気になったかたは、是非この曲が収録されているアルバム「the black to the barade」も聴いてみてくださいね。では!!

 

How Can I Live/ill nino 音楽レビュー其の107

フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽のレビューをやっていきましょう!!

 

本日紹介するのはアメリカニュージャージ州のメタルバンドill nino(イルニーニョ)です。

 ill ninoどんなバンド?

 98年に結成したバンドでちょうど2000年初頭のニューメタルシーンを盛り上げたバンドの一つです。


この手のラウドロックのバンドの名門レーベル、ロードランナーレコードに所属していたバンドなのです。
ヘヴィなギターリフとメロディの立ったミドルテンポを得意としているのは、この頃のニューメタルバンドらしいところです。

 

しかしこのバンドの特徴として、民族音楽やラテンミュージックのエッセンスを取り入れている点が挙げられます。 


トライバルビートと言って、民族音楽調のパーカッションによる細かなビートとロックの相性が非常に良く、同ジャンルのバンドと比較しても、個性では頭ひとつ抜けていた印象です。(2005年位までは、本当にリンキン・パークを模倣したサウンドが溢れていた時代だったのです。)

How Can I Live聴いてみましょう。

それでは彼らの代表曲「How Can I Live」是非聴いてみてください。

 

How Can I Live

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「How Can I Live」ラテンのエッセンスが際立つキラーチューンです。


パーカッシブで細かいトラディショナル((トラディショナル〜伝統的なリズムとヘヴィかつメロディアスなロックが絡み合い、絶妙な高揚感が得られます。

 

彼らのアルバムの中ではこの曲を含む2ndアルバム「Confession」が最もおすすめですので興味のある方は聴いてみてくださいね。

 

それではだいすけは仕事に戻ります。ではでは。

 

I Need Some of That/Weezer 〜Missing/ELLEGARDEN 音楽レビュー其の105〜106

フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきたいと思います。

 

本日紹介するのは、先日14作目のニューアルバムが発売されたアメリカのロックバンドWeezerです。
このアルバム、発売が延期され万を辞してのリリースのため、ファンにとって待望のアルバムだったのではないでしょうか??

 

しかし、だいすけにとっては「全然待望のアルバム」じゃなかったのです。

 

14作目にして初めて手に取って聞いてみたアルバム

初めてっていうのはちょっと嘘かもしれません(は?)

 

実はELLEGARDENの細美氏がWeezerからの影響を公言していたりしたので興味本位で随分前に近所のGEOでレンタルした記憶があります。
Weezerのヴォーカル リヴァース・クオモにちなんで、ELLEGARDENの楽曲には「Cuomo」という曲があるあたり、細美氏は相当お好きのでしょう。)

ちょこっと聴いて
「う〜んポップすぎて、退屈・・。」
とレンタル当日に閉じてしまったのです。

 

楽曲だけでなくWeezerのナードなルックス・アルバムジャケットの雰囲気などコンセプト全てが当時の私には刺さらなかったのでしょう。

 

時は流れ、ひょんなことからAppleMUSICの新譜情報にラインナップされていた、彼らの新譜の「Van Weezerを聴いてみました。
(ゲオユーザーの私もいつしか、AppleMUSICユーザーへ・・。)

 

新作のアルバムの中でも一際強烈なジャケットが何度も何度もスマホ画面を通して、「いいからもういっかい、聴いてみろ!!」と私に訴えかけてくるんですよ。

 

聴いてぶっ飛びました。「Weezerがこんなにカッコ良かったんか・・・。」

 

新譜「Van Cuomo」からのお気に入り曲はコレ

特に気に入ったのが4曲目に収録されている「I Need Some of That」です。
これを聴くと細美氏がかなりWeezerからの影響を大きく受けているのだなあと実感します。
とりあえず聴いてみましょう。

 

I Need Some of That

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「泣きのメロディを引き立たせる、効果的なキラキラシンセ。
テクニック頼らないシンプルなバンドサウンドが胸に迫ってくるぞ!!」

「あれ、ELLEGARDENにこんな曲なかったっけ??
あ、MISSINGに似てる・・・・・」

「そんなことどうでもいいや。なんだか学生時代のいもくさい自分を引っ張り出されるようだ・・・・。やめてくれ!」


いろいろな思いが曲の再生中に脳裏をよぎっていくのです。

彼らのもつ、一流のアーティストとは思えないほどに気取らない・親しみやすい雰囲気がそうさせるのでしょうか?
とてもクセになる感じがあります。

 

彼らの音楽が好きになってしまったので、デビューアルバムから遡っていこうと思います。

 

ちなみのI Need Some of ThatELLEGARDENのMISSINGがやたらと頭の中でかぶってくるので一緒に貼っておきますね。

 

Missingも私のプレイリストの中では欠かせない青春ソングです。
聴いたことがない方はマストですよ!!では。

 

Missing

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Chasing Hearts/Breathe Carolina 音楽レビュー其の100

このただただ、好きな楽曲をレビューするだけのブログで紹介した楽曲数が100曲に到達しました。

 

100曲目はアメリカ合衆国ポスト・ハードコアバンドBreathe Carolina(ブリーズ・キャロライナ)です。

 

ポスト・ハードコアとは、従来のハードコアの定義にとらわれない、新しいスタイルのハードコアサウンドを提唱した音楽ジャンルのことを指します。

 

特に、従来のスタイルと大きく違うのは、エレクトロミュージックとの融合させた、激しさの中にもキラキラとした質感を取り入れた点でしょうか?

 

そもそもハードコアと言えば、ギター・ベース・ドラム・叫び(ヴォーカルというより叫び)がせめぎ合う無骨な音楽が主だったはずなのですが・・・。

 

特にこのブリーズ・キャロライナに関してはもはやロックの要素より、EDM要素の方が大きいくらい、シンセサイザーの音を大胆に取り入れています。

 

 

Chasing heart聴いてみよう

特にこの曲はEDMの要素が強くてノれますね。是非聴いてみてください。

 

youtu.be

ゆったりとしたスムース系のサウンドが、サビに入ると乾いた空気の中を駆け抜けていくようなアップテンポな展開へと変貌していきます。

 

めちゃくちゃ聴いていて気持ちの良い曲です。

 

楽しそうにメンバーがドライブしているこのMV。
時間はお昼かな?
どちらかと言うと「夜のドライブ」にぴったりなんだよなー。
この曲が似合うのは・・・。

 

でもハードコアバンドなのかこれは??ギターの音が探せない。
でも良いものは拒まずが私のスタイルですので、晴れてプレイリスト入りです。

The Beautiful People/Marilyn Manson 音楽レビュー其の99

フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう。

 

本日紹介するのはアメリカ合衆国のロックバンドMarilyn Manson(マリリンマンソン)のThe Beautiful Peopleです。

 

Marilyn Mansonってどんなバンド??

このマリリンマンソンというバンド、明らかに異質なヴィジュアルと過激な思想の下、聴くものに恐怖心すら植え付ける強烈な作品を世に送り出した「ロック界の暗黒帝王」です。

 

彼らの周りにはヤバイニュースが尽きないのですが、そこを掘り下げると一般の方はドン引き間違いないので詳しくは触れません。

 

メンバーのステージネームも悪趣味極まりないのですが、「スターのセカンドネーム➕
歴史的殺人鬼のファーストネームです。(何それ状態ですね。)

 

 

例えば、ヴォーカルを務めるマリリン・マンソン(ヴォーカル名=バンド名です)
の場合は、大女優マリリン・モンロー➕殺人鬼のチャールズ・マンソンマリリン・マンソンなわけです。

 

音楽性は重々しいハードロックに、やや爬虫類っぽい不気味なヴォーカルが乗るという、とても一般受けしそうも無い内容です。

映画マトリックス」のテーマ曲だった「ROCK IS DEAD」のように一部キャッチーな曲もありますが・・。
うん、一般受けはしないでしょう。

 

The Beautiful Peopleは振り切れてヤバイ

The Beautiful Peopleに関して言うと、毒づいた歌詞とヘヴィな音像を極めた彼ら随一のキラーチューンと言えます。

 

「Beautiful People=美しく着飾ったセレブ達」をクソミソに批判しまくってます。
MVはグロすぎる描写のオンパレードなので、閲覧注意でお願いします。

 

The Beautiful People(閲覧注意)

youtu.be

シャッフルビートのヘヴィロックって結構珍しいんですよね。
(シャッフルとは跳ねたリズムのことです。「たんたんたん」じゃなくて「たったたったたった」です)

 

とにかく強烈なトラウマを植えつけてくれますよね。
なんて不気味な音楽とMVなんだと。
しかし、これがクセになっていて今まで200回は観ていると自負します。
(自分の悪趣味さは認めますよ。もう・・。)

 

こう言う音楽って、人間の精神に悪影響だと言う声もありますが、大丈夫。
だいすけは意外とまともにいきています。(ほんとだよ)

Everybody Rise/Amy Shark 音楽レビュー其の94

おはようございます。フリーランスライターのだいすけです。
今日も元気に、音楽レビューやっていきます。

 

本日紹介するのはAmy SharkのEverybody riseです。

 

Amy Shark(エイミー・シャーク)どんなアーティスト?

 

エイミー・シャークはオーストラリアのゴールドコーストで生まれのシンガーソングライターです。
2016年に「ADORE」という曲がラジオでヘビロテされたことをきっかけとして本国で人気を確固たるものにしました。

 

オーストラリアの広大な情景が脳裏に広がるようなサウンドスケープと強さを感じる低音の声質が魅力的なアーティストです。

 

Amy Shark Newアルバム「Cry Forever」リリース

2021年「Cry Forever」と言うアルバムがリリースされ、たまたま聴いてみたところハマりました。
特に2曲目に収録されていた「Everybody Rise」が気に入ったのでご紹介です。

 

Everybody Rise

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エレガントなストリングスと「everybody,everybody」と繰り返されるサンプリングボイスが妙に印象的な楽曲です。
低音ボイスが魅力的なアーティストだな〜と、酔いしれていました。
癖がないし日本でも人気が出そうだなあと思ったり。

 

MVで「上昇していく人々」は何を表すのか。

MVのクライマックスでは、教会のレットカーペットに立つ演者達が上昇していく描写があって、まさに「Everybody rise」なわけです。
歌詞をググってみましたが意味は掴めず・・・。
上昇してく人々は何を表しているの下記になるところです。

 

「他人」が自分を置いていく焦りそれとも「自分」の別の人格?黒装束を着たもう一人のエイミーが表す意味も気になっちゃいます。

「むむ・・・?」

 

わからなくなってきたので、そろそろ「仕事」に戻ります。では!

 

 

St.Anger/Metallica 音楽レビュー其の93

怒りについてこんなにまじめ腐ったツイートをしてしまいました、だいすけです。

 

本日は「怒り」にちなんだ楽曲、Metallicaメタリカ)のSt.Angerをレビューしていきたいと思います。

 

メタリカってどんなバンド?

アメリカ西海岸っで81年に結成されたヘビメタバンド。メタリカ聴いたことない方でも「多分ヘビメタなんやろうなあ・・・」と思える明快なバンド名です。

 

2019年までにCDが1億2,000万枚も売れており「世界でも最も成功を収めたメタルバンド」・・・らしいです。(有名なバンドとは思っていましたがそこまで成功したバンドとは知りませんでした)

 

私はメタリカに関してはさほど熱心なファンではないですが、この「St.Anger」は大学生の時聴いて、うわーカッコいいと思わせてくれる力を持っていたと思います。

 

 

 St.Anger聴いてみよう

この曲、何が好きかと言うと激アツのギターリフとカンカンと浮きまくっている印象的なスネアドラムの音です。

 

St.Anger 

youtu.be

いやー最高のギターリフですね。歌が入ってからの展開にさほどインパクトを感じなかったりして・・・。(ごめんなさい)

 

とにかくリフが好きなんですよ。この曲は。

 

ドラムのカンカンとした軽い音は、ファンからは結構不評だったらしいですが、こちらも私は好き。
ヘヴィな楽曲の中でいい意味で主張していると思います。

 

どうやら偶然の産物だったらしいですが、ドラムのラーズはこの音がすごく気に入ったらしいです。

 

プリズンブレイクみたいなMV

刑務所を利用したMVは海外ドラマさながらの迫力です。
実はこれ、本物の刑務所らしい・・・。これ一番ビビりました。日本では絶対あり得ないですよね。

 

暴動とか発生して、脱獄する人とか現れそうで怖い。

 

と言うわけで本日はメタリカのSt.Angerを紹介してみました。
GWはまだまだ続くし、たのしもーっと。