ミュージックジャンキー秘密のプレイリスト

3度の飯より音楽大好き(は言い過ぎた・・・。)お父さんの音楽レビュー。

Refuge/Steven Wilson 音楽レビュー其の3 

どうもフリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう。

 

本日はSteven Wilson(スティーブン・ウィルソン)のrefugeを紹介していきます。

 

Steven Wilsonどんなアーティスト??

Steven Wilson(スティーブン・ウィルソン)イングランドミュージシャン兼エンジニア/プロデューサーです。

 

プログレッシブ・ロック*1バンドPorcupine Tree(ポーキュパイン・ツリー)のメンバーとしても、活動されています。

 

プログレロックの大御所キングクリムゾンやイエスの音源のリミックスを依頼されて担当するなど超敏腕なエンジニアとしての一面もお持ちです。

 

そして、インテリジェンスを感じさせる渋めな風貌が魅力的ですよね。(こんなナイスミドルになりたいものです。憧れるわ〜。)

 

彼の音楽の特徴は、難解で敷居の高いプログレッシブロックの間口をぐぐっと広げる、ポピュラリティーとモダンさを兼ね備えた、新しいスタイルプログレロックを提供してくれる点でしょう。

わかりやすい音楽が好みの私にとって、キング・クリムゾンピンク・フロイドのようなプログレロックの象徴的なバンド生み出した音楽は理解しがたいものがあります。(何度も何度もチャレンジしましたがアルバムを通して聴くことができませんでした)

 

そんな私でも、Steven Wilson(スティーブン・ウィルソン)の作り出すプログレッシブ・ロックに関しては体に馴染むんです。

Refuge聴いてみましょう!

Steven Wilsonの楽曲の中でもこの「Refuge」が、特にお気に入りの楽曲です。

 

Refuge 

youtu.be

ピアノとヴォーカルだけの静かな幕開け。
徐々に熱を帯びつつ楽曲は進行し、ドラマティックなサビへと誘われます。
そして最大のハイライトは感情の赴くままに奏でられる、ハーモニカソロからの超流麗なギターソロです。
そして楽曲は絶頂を迎えながらリスナーの琴線に強く触れ、しめやかにエンディングを迎えます。
部屋を暗くしてじっくりと聞きたい一曲です。

 

他の作品も激おすすめです!!

この曲は彼らの楽曲の中では、ニュートラルポジションにある楽曲という気がします。
この曲よりさらに、どんよりと沈み込むような闇深い曲も、晴れやかでPOPな曲も存在しており、どれも高品質なので是非触れていただきたいです。

 

また彼の所属するバンド、Porcupine treeも聞き応えのあるプログレロックを提供してくれているのでぜひ聴いてみてくださいね。
「Dead Wing」というアルバムは特におすすめです。

*1:プログレッシブロック/先鋭的・革新的なロック。60年代後半に登場したジャンル。長尺、技術重視、変拍子・転調を多く用いるスタイル