Dawn/LiSA 音楽レビュー其の25
珍しく最近の曲のレビューをしてみましょう。
今回は「炎」から3ヶ月ぶりにリリースされた「dawn」を紹介して行きます。
「鬼滅の刃でおなじみのLiSAさん」なんて書くとLiSAガチファンは悲しむかな?怒るかな?
でも、鬼滅の刃が彼女の名を世に知らしめたのは事実なわけで・・。
そんな彼女の新曲はYOUTUBEのコメント欄で「いつものLiSAさんがもどってきたー!!」というお祭り状態で、従来の彼女の楽曲を聞き続けてきたファンにも好評な様子。
私も、インディーズの頃から好きだったワンオクの人気が拡大し、アメリカのメインストリームの音楽へと方向性をシフトして行ったことに寂しさを感じた経験から、その心理がなんとなくわかってしまいます。
私がLiSAさんの音楽に初めて触れたのは、「氣志團万博」をスカパーでみていた時のことですが、ロックな音楽性とパワフルな歌声の虜になりました。
アニメソング界隈と関連が深いことは後々知ったのですが、確かにこのポジティブなパワーに満ちた楽曲群は、アニメとの相乗効果が高そうだなと、妙に納得していました。
新曲「dawn」も突き抜けるような爽快感が病みつきになる、ポジティブなロックチューンに仕上がっています。
このサビのメロディ好きだわー!
何回も何回もサビがリフレインされる展開って「邦楽の名曲あるある」だな〜と勝手に思うのですが、いいメロディは何度も何度も聞いていたいから良いんです。
高みを目指し、あえてリスクをとって生きていく人々への「応援歌」とも言える歌詞はLiSAさん本人によるものです。ちな「dawn」とは夜明けを意味します。
彼女の楽曲は全般的にロックの要素が強いので、最近なんとなく勢いが感じられない、「邦ロックシーン」の起爆剤的な存在になってくれるのではないかなと密かに期待しています。