スプーン/藍坊主 音楽レビューその113
どうも、フリーランスライターのだいすけです。
本日も元気に音楽レビューやっていきましょう。
本日紹介するのは日本のロックバンド「藍坊主」の「スプーン」という楽曲です。
藍坊主どんなバンド?
99年に神奈川県小田原市で幼なじみで結成され、、2004年にメジャーデビューを果たしたベテランのバンドです。
「幼なじみで結成されたバンド」というエピソード、大好きです。
人間性に惹かれ合い「こいつと一緒にバンドやりたい」と集まったメンバー。
素敵だなあと思います。
このバンドがメジャーデビューしたあたりからよく聴くようになったので、インデイーズの楽曲はさかのぼって聴いた経緯があります。
もともとはブルーハーツのコピーバンドをやっていただけにインディーズの頃の楽曲は、青春パンク全開という感じです。
メジャーデビューしてから、藍坊主本来の音楽スタイルを確立していった感じです。
「エモーショナルなロック」と「個性的な表現の目立つ歌詞」を掛け合わせた独特なオルタナティブロックを聴かせてくれるバンドです。
歌詞はヴォーカルのhozzy氏の世界観が炸裂してます。
様々なパターンの歌詞を書く方ですがこんな感じ。
・絵本のようにプリミティブな世界観の歌詞
・青臭さ全開青春を歌う歌詞
・アットホームな雰囲気漂う、ほんわかとした歌詞
・・・そして
・ダークサイド全開の鬱歌詞
初期(青春パンク的)〜メジャーデビュー期(ほんわか、童話的)こんな感じだったのですが、メジャーデビューして3枚目のアルバムをリリースしたあたりから、ダークサイドを感じる鬱屈とした歌詞が目立つようになりました。
「なんか、ダースべイターみたい・・・。」
「hozzy氏病んじゃったのかな・・。」
スプーン聴いてみましょう
スプーンはメジャーデビュー期のアットホームな雰囲気を象徴するような、世界観の歌詞が非常に印象的なポップチューンです。
「カレーライス」を題材として、「家族の大切さ」を歌い上げています。
スプーン
疾走感のある明るい楽曲に乗せて、壮絶な4人家族のバトルが繰り広げられるMVが大好きですね。
家族同士争いを沈めたのが「食卓を囲んで食べるカレーライス」だったわけです。
・一人暮らしを始めた学生
・単身赴任中の会社員
こんな人たちの心に刺さりそうな秀逸な歌詞です。
藍坊主に関しては「ソーダ」、そしてスプーンが収録されている「ハナミドリ」等メジャーデビュー前後のアルバムが入門としてオススメです。
スプーンを聴いて興味がわいた方は是非聴いてみてくださいね。では!!